top of page
南房総市 千倉の家
「素材の質感を研ぎ澄ませた静謐な空間」
シンプルな異なる素材が、互いに対話をしながら余計な装飾を排しつつ構成した。
内部空間は、素材が持つ素朴な表情をそのままに、
構造・仕上げ・構成がミニマルに整理され、静かで落ち着いた佇まいを生み出している。
この家に足を踏み入れると、まず木の温もりと構造のリズムが視野に入り、
タイル・コンクリートの平滑・粗さの差異が、床・壁・天井という水平・垂直方向の連続性の中に静かに現れる。
大きな開口あるいは光の取り込み方により、外部の自然が内と外の境を曖昧にし、建築と環境が一体として感じられる。
構造、素材、光・影が主役となり、自然体な空間として成立している。
用途 : 住宅
所在地 : 千葉県南房総市
構造 : 木造
photo : AKINORI HOSHINO

bottom of page










