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裏原宿の魅力

2023年
渋谷区神宮前、いわゆる裏原宿エリアで、

既存建物のリニューアルプロジェクトに携わりました。

計画地は、原宿通りとキャットストリートの間にある、小さな路地に面しています。

原宿には、かつてセントラルアパートがありました。

クリエイターが集まり、関係が生まれ、
そこから新しい価値が立ち上がっていく。

この計画は、「裏原のセントラルアパートメント」として位置づけています。

2023年当時の原宿は、空室が目立つ状況。

コロナ禍の影響もあり、大きな商業施設や路面店舗では、
フロア面積や賃料も大きく、空室が目立つ状況が続いていました。

裏原宿の魅力は、
小さく始められることにあると感じていました。

路地に面した小さな区画、
個人でも持てるスケール、
異なるジャンルが混ざりながら更新されていく関係。

そうした環境の中から、新しいカルチャーが生まれてきました。

小さな場所から始まった活動が、やがて外へと広がっていく。
そうした可能性が、この場所にはありました。

大きな区画での貸し方ではなく、小さな区画での構成とすること。

もともと本建物は、1階に約50㎡台の区画が2室、
2階に約16㎡の区画が5室という構成でした。

この構成を活かし、場の関係を保ったまま編集。

これからのクリエイターが、
最初に場所を持てるスケールをつくることを意図しました。

建物は、小さな商いが集まることで成立する構成とし、
各区画には手を加えられる余地を残しています。

また、建物の前面には外部空間を設け、
内と外がゆるやかにつながる関係。

完成後は、ブルワリーや飲食店、アパレル、ギャラリー、スタジオなど、
多様なテナントが入居し、それぞれの場が並び、互いに影響し合う関係は、
この場所のあり方をよく表していると感じています。

URAHARA CENTRAL APARTMENT は、
この場所に、
小さな流れを生み出すきっかけとなるプロジェクトでした。

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